2018年2月7日水曜日

[report] Young Echoアルバム・ローンチ at Trinity

photo: Eve Thompson
おなじみtonichanbristolによるブリストル・レポート。今回は、2/1に開催された、Young Echo (Jabu / Vessel / Kahn / Neek / Ishan Sound / Ossia / Manonmars / Bogues / Rider Shafique / chester giles / Jasmine)の2ndアルバム・ローンチ・パーティの様子です。Khali AckfordとEve Thompsonによる写真と共にお楽しみください。

タイミングが重なり参加できたのでレポートを書くことにしました、Young Echoの2ndアルバム発売記念。平日の木曜日ということもあり(?)、8〜12時というデイタイムのパーティです。

今回のヴェニューである〈Trinity Centre〉は、ブリストルのオールド・マーケット・エリアにあります。バンドのライヴあり、サウンドシステムを入れたパーティあり(Dubkasmでお馴染みTeachings In Dubもここ)、かたや昼間には家族向けや子ども向けイベントなども開催されたり。私は、昼間にやってた左寄り団体のブック・フェアみたいなのも行ったことがあります。そしてなんと結婚式もできるらしいですよおおおお!!! 元教会ということもあり、たしかに外観はそれこそ教会ですが、現在はそんな感じで催事会場として使われています。

余談ですが、現在のイギリスは無宗教の人々が多いため空き教会も増え、このように再利用される事が多いのです。中がピザ屋になってる教会あり、BS5エリアのイーストンには、住居として再利用されている教会もあり(うち?この教会の中!とかなんか凄くかっこいいけど、なんか色々と見ないもの出そうですね)、天井の高さを利用してロッククライミング・センターになっている教会など……。以前レポートした〈Cosies!〉の正面にある教会なんて、サーカス練習場だからね。外観に騙されてはだめですよ、中で空中ブランコで飛びまくってますからね!(私も過去に飛んだことがあります、サーカス体験をしたい方はブリストル観光のついでにオススメです)
photo: Khali Ackford
話が逸れましたが、そんなことで例にも漏れずTrinityもそんなところ。この会場にサウンドシステムを入れたパーティでの、建物全体が振動するあの感じはおそらく他では味わえません。
ふだんのイヴェントはだいたい1階で行われるのですが、今回は2階。建物の構造上、1階からは見えない大きなステンドグラスが、2階の場合は素晴らしいことにドーンと目の前に!見えます! その前にブースを設置しての、なんたる壮観な眺め……っていうかなんかこの儀式っぽさ!
photo: Khali Ackford
ほぼ開始と同時に入りました。最初はルーツ・レゲエなど、ゆっくりとスタートしている感じ。その後のKahnとNeekのゴシックな選曲が、もうこのバックのステンドグラスとイイ塩梅すぎます。お客さんも徐々に集まってくるという感じで、「できたてだよ!」という今回の2ndアルバムを直接アーティストから買えるというスペシャルさ。
photo: Khali Ackford
OssiaAmosのプレイでは、Young Echoチューンもいくつか。
ちなみにこの夜、私の中で最高だったのはOssiaです!!! 実験音楽的なアンビエント色の強い音をガンガンに鳴らして、教会が揺れるというか、泣く子も黙るというか、多分全員もってかれてたというかどこかに連れて行かれてました。
あ、Young Echoってこんな感じだった!っていうのをふっと思いだした瞬間です。こんな表現しかできなくて申し訳ないのですが、とにかくダークかつ超トリッピーだったわけです。

4年くらい前に、ステッカーを貼り歩いているお兄ちゃんを「あれがYoung Echoのメンバーか」と思ってたくらいで……。その後も、インディペンデント・レーベル・マーケットが開催された時にRwdFwdが出店してまして、その時は1stアルバムを買い損ねましたが「これからきますよ〜Young Echo!」と強く言われたのを覚えています。……きてますね!(っていうか、きっとそれOssia本人だったと思います)
photo: Khali Ackford
ChesterVesselAsda。Chesterは終始、大きな動きをつけながら歩きつつ揺れつつの、叫ぶとも違ったポエトリー・リーディングというか、なんというかな声のパフォーマンス。Vesselのキャラも相まって、かなり実験的な雰囲気というんでしょうか。かつ破壊的!

JabuでのJasminの歌が、また教会に合っているというかなんですかね。ステンドグラスとその前に立つ人々の黒い影が、なんでしょうね……神々しいっつうんですかね。Jabu×SKRSの「BwoyTestVIP」とかは鳥肌モノでした。
photo: Eve Thompson
そしてIshan SoundRider Sharfique!! つうとおなじみBS03IS!ですね!! ついにBS0のZINEを2人に同時に渡すことができて、わたしは感無量でしたYO! 別々に渡すことになっちゃうかなと思っていたら、まさかのタイミング!ふたりとも喜んで、楽しんでじっくり見ておられましたよ。

そしてこの2人のタッグは最強&安心感ですね〜〜。Bim One×Rudey Leeのさ「Turn On The Heat」が鳴ってさ、うおおってなりましたよ私は。なるでしょ!! 後半、だんだんとダブ臭ステッパーズ臭の激しさを放ち始め、かつダンスホールでフロア全体が終わりに向かってのテンションもあげあげでした。みんな超楽しそうでした。

そんな感じであっというまの12時!! 決して、魅せるパフォーマンスのあるバンドとかをみていたわけでもないのに、なぜかバンドのライヴをみたような、何かのショーをみたような、そんな4時間(わかりますかねこの表現で…)。

2階ということもあって、低音で床が揺れる心地良い音量と、赤/青/紫などのシンプルなライティングで、ステンドグラスだけが照らされる照明とか、やりおる……としか言えませんけど、まあやりおる!!!
しかしここがブリストルらしい、演者?もオーディエンスもみんなどことなくリラックスした雰囲気。これがいちばん重要というかブリストル独特の空気だなって思うところ……これがバイブスってやつですかね!? 特にこの夜は、ブリストルらしいD.I.Y.とはなんぞというか、これがみんなの言うやつかな、ていう「何か」を垣間見られた気がします。

しかし……12時に終わってやっぱりそのまま大人しくみんなが引き下がるわけでもなく、その後「飲み行くぞ〜!」と総勢20?30人?くらいで練り歩く集団……。結果、どこに行くかはっきりしないままウロウロし、みんなバラバラにはけました(笑)。でも「じゃーね!」と言って別の道に分かれても、次の交差点でなぜかまた合流したり……それもまたこの街の物理的な距離感。こんなことすらも、ブリストル音楽の面白さを生み出すヒントがある気がしました。持ち上げすぎかなあ……、でもやっぱ人と何かを生み出すときの物理的な距離も重要だと思うんです個人的に。

あとはもう説明がつきませんが、おなじみブリストルのフォトグラファー、Khali Ackfordが載せているinstagramの写真や映像でお楽しみください〜。
まとまりつかない文章そして言葉足らずで申し訳ないですが、そろそろ終わります。何か伝われば幸いです。
では!

text: tonichanbristol


Young Echoの2ndアルバム『Young Echo』は2/16日発売。日本ではDISC SHOP ZEROで予約を受付中。はっきり言って前作超えの“ブリストル・サウンド”史に残る名作。内容的にはもちろん、ありかたとしても……。
http://dsz-intel.tumblr.com/post/170592579964

Khali Ackford instagram
https://www.instagram.com/khaliphotography/

photo album from Young Echo album launch at Trinity
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2000672809946812.1073741871.173969319283846&type=1&l=f5b136443d

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